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『ベヒモス』

第二弾は『ベヒモス(ベヘモト、ベヒーモス)』です。
神は海の怪獣としてリバイアサンを、
陸の怪獣としてベヒモスを作ったとされています。
逞しい姿なれど、その性格は温厚で、神によって餌を与えられ、
野の全ての獣はベヒモスに戯れるという。
一説によれば、エジプトのセト神や、ユダヤ教成立以前のヤハウェ、
インドのガネーシャ神の転化であるとも言います。
ところがベヒモスの存在意義は、リバイアサンと共に
黙示録後の世界の食卓に饗されるためだと・・・・
何とも身勝手な理屈です。
と言うわけで、どうしても凶悪そうには描けませんでした。
かつてはヤハウェ、かつてはガネーシャとされたベヒモスも
神の家畜に成り下がって去勢され生かされているのです。
終末の贄とされる前の、最後の咆吼とでも言ったイメージです。
調子にのって最初に明度の低い色で塗りつぶした所為で失敗しました。
水彩でやるときはそれをやると色がくすんでしまうので
気を付けなければいけないのは解っていたんですが・・・
今度からは気を付けようと思います。


象神ガネーシャのイメージと犀と猪豚を掛け合わせたような造形になっています。
食えそうに見えると言うところに重点を置いてみました。
角質化した皮膚と、逞しい腹筋に守られ、牙や尻尾、突き出したアバラも
攻撃のためのものではなく、あくまで身を守るためのものとして
デザインしました。尻尾は白亜紀の草食恐竜のものです。
攻撃的な印象を避けるため、あえて角などは付けていません。
下手なこと考えず、もっと、モンスターとして凶悪にデザインするべきだったと反省しています。
迷いがあった所為で非常に中途半端な造形です。
ちなみに文章を読んで一番最初に思い出したのが、
何故か、上野動物園のトンキーのお話『かわいそうな象』でした(笑)

Painter6.0水彩丸筆、WACOMARTPAD使用。

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